誰でも一度は夢を見るのが、宝くじやロトでの高額当選ではないだろうか。
「1億円当たったら何を買おう」
「高額当選したらどうしよう」
などと妄想をふくらませることは、誰にでもあることだと思う。
しかし宝くじ・ロトで高額当選をした人が必ずしも幸せになっているとは限らない。
実は意外にも不幸になっている人が多いのだ。
当記事では、宝くじ・ロトで1億円以上を当てたものの不幸になってしまった方の話をまとめてみた。
将来あなたも高額当選するかもしれないので、事前に予習しておいてほしい。
宝くじ・ロトで高額当選したらどうなるの?
まずは宝くじ・ロトで高額当選したらどうなるのか確認してみよう。
もちろん受け取り場所は、宝くじ売り場ではない。
高額当選の場合は、銀行まで出向いて当選金を受け取る必要があるのだ。
1口あたり5万円を超える当選金の場合は、当選券の裏面に住所・氏名・電話番号を明記し、捺印の上、金融機関で受け取る必要がある。
1口あたり50万円以上の当選金お場合は、本人確認書類と印鑑が必要になるので注意してほしい。
1口あたり100万円を超える当選金の場合は、手続きの都合上数日かかることもある。
【その日】から読む本が渡される
みずほ銀行の話になるが、高額当選した場合には対象者に対し「【その日】から読む本」と呼ばれる本が渡される。
中には、当選した時の興奮との付き合い方や使い道などが詳しく解説されている。
勢いで使うことがないように、ローン返済を優先するように教えてくれるものだ。
初めての高額当選の場合は、参考になる部分も多いと思うので確認しておいてほしい。
高額当選で不幸になった人の話3選!
では、実際に億以上の当選金をゲットした方の不幸話を確認してみよう。
一体どのような体験をしているのだろうか。
離婚した上、高額当選金が全て配偶者のものに
貧しい生活を25年間も続けていたトーマスとデニス・ロッシ夫婦。妻のデニスは、そんな人生に嫌気が差していた。1996年、彼女は米カリフォルニア州の宝くじで130万ドル(約1億4500万円)に当せんしたが、そのことを夫に告げず、すぐに離婚申請を行った。結果、2人の離婚調停は揉めに揉め、家庭裁判所は「妻が宝くじの当せんを秘密にしたことは離婚要件に適用される法律に違反する」として、賞金130万ドルすべての所有権が元夫にあるとの判決を下した。離婚が成立した後でトーマスは、「宝くじがなかったら我々はまだ一緒にいられただろう」と寂しげに語った。
引用:exiciteニュース
もともと仲が悪かったのだろう。
離婚する予定であったのかもしれない。
しかし宝くじ当選後に離婚しようとしたところ、そのくじの所有権が元夫にあると判決されてしまったのだ。
結婚中に買ったくじについては、共有財産とみなされることも考えられるため注意が必要なようだ。
散財した上自殺未遂
英カンブリア州に住む4児の母カリー・ロジャーズは、16歳だった2003年6月に180万ポンド(約2億5800万円)の国営宝くじに当せんし、同国史上最年少の高額当せん者となった。以前は時給3.6ポンド(約500円)で働くスーパーの店員だったが、自分と家族のために家を数軒購入し、数台の高級車、豪華旅行、豊胸手術、さらに複数のボーイフレンドに車を買い与えるなどして散財した。
しかしその後、金を貸した友人たちから一銭も返済がないことで人間不信に陥った彼女は、うつ病を発症。2度の自殺未遂を起こし、子どもたちは2人の子の父親に引き取られた。こうして彼女は財産と子供まで失ったが、「誰からも騙されなくなった今の方が幸せだ」と感じているという。
引用:トカナ
なんと16歳で2億円を超える当選金をゲットしたのだが、その後はお金の貸し借り等で人間不信に。
結果、自殺未遂をするところまで発展。
最終的には財産と子供まで失ってしまったケースだ。
散財したものの資産は復活!
家賃53万円のマンションに引っ越し、高級車4台に1億3,000万円のクルーザーを購入するなど贅沢な暮らしを満喫するが、わずか1年で3億円を使い切り、心を入れ替えたと明かす。(中略)
男性は残りの3億円を株に投資、50倍になった銘柄もあり資産は約5億円に増加。さらにカジノなどでも2億円ほど勝ちまくり、現在の総資産は元の6億円ほどに戻っていることが明かされた。
引用:ニコニコニュース
6億円の当選金をゲットした彼だが、そのうち半分はわずか1年間で使い切ってしまった。
しかし彼は残りの3億円で投資し、なんと5億円まで復活。
さらに強運が続きカジノ等で2億円儲かり、総資産は元の6億まで復活。
彼は運気が良い時にくじを購入し、その後も強運に導かれているようだ。
高額当選したらどうすればよいのか?
まずは使い道を考えよう。
そして優先順位が高いものだけを選んで実際に使ってみるといい。
しばらくすると冷静に判断できるようになってくるので、無駄遣いもしなくなるだろう。
ちなみに家族などにも資金を提供したくなるかもしれないが、贈与税が発生する可能性もあるので気をつけたい。
家族に与えたい場合は、小分けにして税金がかからない程度にして提供するのが望ましいだろう。
リスクも知った上で高額当選を目指そう!
宝くじ・ロトの高額当選に関するリスクが分かってもらえたと思う。
最悪の人生を過ごすことになったケースも有り、今回は紹介していないが中には殺されてしまった人も…。
高額当選した場合は、一刻も早く冷静になることが肝心だ。
お金は無限ではないため、大事に計画的に使っていこう。
どうしても無駄遣いしそうであれば、当選金額の全てを定期預金にして使えないようにするのも一つの方法だろう。
良い使い道が思い浮かぶまで手を付けないようにするのがおすすめだ。
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