世の中にはあらゆる詐欺が存在し日々詐欺被害のニュースが流れ、知らない人がいないくらい多発している。
テレビでも特集が流れるくらい問題視され、注意を呼びかけているにもかかわらず、被害者は増え続け被害金額も増加している。ニュースでオレオレ詐欺や振り込め詐欺は耳にするが、ロトの詐欺も多発しており被害金額も莫大なものだ。
ロトは宝くじ売り場で毎日のように売っていて、数字を選んで買うだけで誰にでも高額当選のチャンスがある人気の宝くじ。ロト6やロト7は当選金額が高く、一獲千金を狙う人も多い。
ロト詐欺はそんな気持ちを利用してお金をだまし取ろうとしてくる。
今回は、そんなロト詐欺の実態を伝えたい。
ロト詐欺による実際にあった事件
2018年6月、50代女性に電話で「ロト6の当選番号を教える」と持ち掛け情報料として100万円を振り込ませると言う詐欺事件が起きた。
ロト6詐欺容疑で鹿児島県警と警視庁は東京都在住の30代男性ら3人を逮捕した。
3人は詐欺グループのメンバーで他にも関わったメンバーが多数いるとみて警察は行方を追っている。
捕まった男性は「開運の先生」などという役回りで、彼らの利用していたマンションの一室から、「開運グッズ購入者」と書かれた約2万人分の名簿が見つかった。
この詐欺グループは全国で詐欺を行い、約1億3千万以上騙し取ったと見られている。
ロトの詐欺の巧妙な手口と特徴
ロト詐欺から「当選番号を教える」、「事前に当選番号がわかる」などと言う電話がかかってくる。さらに「ウソだとおもうなら今から言う当選番号を、明日の新聞で確認して」と言われ、翌朝に新聞を見ると本当に当たってるので驚いて信じてしまう。
ロトの抽選は18時45分からインターネットで生中継されている。ロト詐欺は生中継を見た直後に電話をかけ、当選番号をあたかも事前に知り得ると信じこませ高額な情報料をだまし取るという時間差を利用した手口を使う。
ネット中継をしていることを知らない人は信用してしまい、このようなネットに疎いと思われる中高年層をターゲットにしているロト詐欺が多く、被害が拡大している。
ロト詐欺にだまされない対策
ロトの抽選は厳正になおかつ公正に行われており、誰も知り得ない情報だ。
だから「当選番号を教える」、「当選番号がわかる」などということは絶対にないので信じないでほしい。「あなただけに特別に教える」など言葉巧みに話を持ち掛けてお金を払うと高額当選ができると思わせるのがロト詐欺の手法だ。
ロト詐欺は話術が上手く「あなただけに教えるので、このことは誰にも言わないで」などと言って他との連絡を遮断したり、家族構成や資産など個人情報を聞き出そうとするので要注意だ。
電話がかかってきたら無視してすぐ切るのが一番いいが、もし話を聞いてしまったら第一に冷静になることが必要で、すぐに身近な人間や警察に連絡してほしい。絶対に慌ててすぐにお金を払ってはいけない。
ロトの抽選は月曜日から金曜日まで18時45分から行われているので、その時間帯の電話はロト詐欺からの可能性が高いので気をつけた方がいい。出ないかもしくは相手が知らない人であればすぐ切るべきだ。
ロト詐欺の被害に遭ったときの対処は?
自分は大丈夫と思っていてもロト詐欺は巧みにだまし、被害に遭った人は「まさか自分が…」という結果に。そのダメージは死にたくなるくらい大きい。
そうなった場合どうしたらいいのか?
被害に遭ったらみずほ銀行か宝くじの公式ホームページに問い合わせて今後の対応を聞いたり、専門機関に相談して解決策を提案してもらったりと一人で抱えず他の人の力を借りよう。ただし、残念ながら被害金額はほとんどの人が戻らないのが現実だ。しかし、泣き寝入りするのはくやしいのであきらめないでほしい。
ロトに関連する内容でやられたのであれば、ロト投資で当選をつかんでやり返すのが一番スカッと出来る方法だと思う。
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