『宝くじ詐欺』なるものを聞いたことがあるだろうか?
実は、近年その手口が巧妙化しており大きな被害に合う人が続出中だ。
「Congratulations! あなたに3億円の当せん権利が当たりました。」
上記のような詐欺メールを受け取った経験がある人もいるだろう。
特にお年寄りの場合は、
詐欺に対する耐性もないので引っかかりやすい。
中には数千万円を失う人もいるのだ。
ここでは宝くじ詐欺について徹底的に解説する。
両親と離れて住んでいるなど、
心配な方はぜひ読んで欲しい。
宝くじを利用した詐欺の手口4つを紹介!
近年における宝くじ詐欺の代表的な手口を、
5つ紹介する。
それぞれ特徴があるので一つずつ把握していって欲しい。
役所の名前を出す
「〇〇市役所ですが…」などと役所の名前を出す詐欺が多い。
公的な名前を出されると、
人間はどうしても信用してしまうものだが、
宝くじ関連で役所から連絡が来ることはまずない。
宝くじを発売しているのは都道府県や市町村などの自治体であるのは事実だ。
しかし販売や換金などすべての業務は受託銀行がしている。
したがって役所の名前を出されたら100%詐欺なのだ。
海外宝くじの当選
日本の宝くじに比べ海外の宝くじの当選金はすごい。
なんと1,000億円超が当たることもあるのだ。
そこで「外国の宝くじが当たった」と連絡が来て手数料を要求される手口が見受けられる。
しかし買っていない宝くじは当たるはずはない。
そもそも日本国内で海外の宝くじの購入は不可能である(違法)。
したがって「海外宝くじの当選」といった話が出た場合は、
当然、詐欺となるのだ。
宝くじ協会の名前を出す
宝くじはもったいないことに、
年間100億円を超える当選金が時効を迎えている。
その「時効当選金の返還対象に選ばれた」と言って騙してくることも少なくない。
時効当選金は自治体の収益として活用されるため、
返還などと称して配布されることはない。
宝くじ協会の名前を出して返還する、
などと言われたら相手にしないことだ。
宝くじの販売権を売る
宝くじは100%儲かる商売と言っても過言ではない。
宝くじの購入額のうち、当選金として返金されるのは47%にすぎない。
したがって宝くじを売る側が損をすることは100%ないのだ。
そこで「宝くじの販売権を売る」といった誘いをかけてくる詐欺も生まれている。
実際に事件も発生している。
「宝くじの全国販売権が一部開放されたので、預託金10万円、加盟権利金400万円を支払えば、宝くじの販売権が得られる」
引用:みずほ銀行
上記のような誘いをかけられる事があったのだ。
宝くじの販売は、地方自治体(発売団体)の認可を前提とした事業であり、
個人はおろか民間企業でも参入できない。
したがって宝くじの販売権の売買は100%ないことなのだ。
銀行員が宝くじ詐欺を見破った事例あり
様々な詐欺が横行する宝くじであるが、
未然に事件が防がれたケースも珍しくない。
特に活躍しているのが銀行員である。
70代女性が支店に「2400万円の宝くじが当たった」と相談に訪れ、福田さんと池田さんが女性のスマートフォンに送られてきたメールを見ると、当選金を振り込むため口座の手続きをするよう指示が書かれていた。2人は女性が宝くじを購入していなかったことを確認し、詐欺被害の恐れがあると判断して警察に連絡した。
引用:京都新聞
福田さんと池田さんは銀行の職員であるが、
お金を振り込もうとしていた女性と話をし、
その上で詐欺と判断して警察に連絡して事なきをえたようなのだ。
2,400万円は大金である。
どんな人でも騙される可能性はあるだろう。
慢心することなく、詐欺に引っかからないように情報を集めて欲しい。
詐欺に負けるな!ロト予想サイトで確実に当選を狙おう!
詐欺の標的とされる宝くじであるが、
夢があることも事実である。
年末ジャンボは1等で7億円、
前後賞が各1億5,000万円なので、
1等前後賞全てが当たると10億円をゲットできるわけだ!
10億円があったら、と夢見ることもあるだろう。
しかし現実的に10億円を当てるのはほぼ不可能である。
1等を当てる確率は2,000万分の1なのだから…。
ただ宝くじの当選確率を上げる方法がある。
それはロト予想サイトを利用する方法だ。
ロトとナンバーズは数字選択式の宝くじであり、
当選数字を予想し購入するものだ。
したがって予想があたっていれば当選するので、
当選確率についてはそれほど気にする必要はない。
ただその数字の予想が難しく、
さじを投げている人も少なくない。
そこでロト予想サイトの出番なのである。
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